湯沢市の歴史を紐解くと、銀産出量日本一を誇った院内銀山をはじめとした鉱山の繁栄によって湯沢市の基礎が築かれ、豊富な湧水や扇状地などの地形を利用して特産品を生み出し、豊富な地熱エネルギーを利用した温泉観光や農産加工品の製造、クリーンな電力の供給等を行うなど、過去から現在まで大地の恵みを上手に活用し、地域産業を育て、文化を育み、脈々と生活を続けてきました。 今後も恵まれた地域資源を活用し、将来にわたって持続可能な湯沢市とするために、テーマを「大地が創り育てた 美の郷 ゆざわ」としました。

ゆざわジオパークには、16のジオサイトがあります。院内銀山跡、小野小町伝説の郷、三途川・川原毛地獄、秋の宮地区、奥小安ほか。

ジオパークとは、科学的に見て特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を複数含む一種の自然公園です。その地質遺産を保全し、地球科学の普及に利用し、さらに地質遺産を観光の対象とするジオツーリズムを通じて地域社会の活性化を目指します。