湯沢では酒づくりに必要な美味しい水、美味しい米、麹菌の住みやすい環境(冬の寒さや院内石の酒蔵による室温の調整)が揃っています。かつての一大消費地である院内銀山や松岡鉱山の存在が、日本酒生産を増やす要因となり、東北の灘と呼ばれるようになりました。

【アクセス】

車:湯沢横手道路湯沢ICより
電車:JR湯沢駅より

【参考URL】

湯沢市観光物産協会『見どころ』(http://akitayuzawa.jp/midokoro-top.html)
湯沢市役所観光情報(http://www.city-yuzawa.jp/midokoro01/index.html

力水

力水は、市街中心部に位置する湯沢城址の麓にある湧水地です。佐竹南家の城主が「飲むと力が湧く」と愛用したことから、いつしか力水と呼ばれるようになりました。環境省の「日本名水100選」に選ばれており、近くにはトウホクサンショウウオなどが生息しています。

湯沢城址

湯沢城は、戦国時代に小野寺道定によって築城されたと伝えられています。江戸時代に廃城となるまで、小野寺氏、楯岡氏、佐竹氏と受け継がれた山城でした。中世・戦国時代の山城の形態を解明する上で貴重な城跡です。見張台跡からは湯沢の街並みが一望できます。

【冬季】

スノーシューでのイベント時以外、基本的には散策不可。

見学可能な湯沢の酒蔵

木村酒造・・秋田県で二番目に古い酒蔵で、昔ながらの寒づくりを行っています。蔵には院内石を使っています。

【見学連絡先等】

株式会社木村酒造HP(http://www.fukukomachi.com/
item/index.html
)

両関酒造・・院内銀山が栄えた当初にできた酒蔵で、本館他蔵4棟は国登録有形文化財です。

【見学連絡先等】

両関酒造株式会社HP(http://www.ryozeki.co.jp/)

秋田銘醸・・秋田の銘酒を大量生産し他県に移出するために誕生した、両関の姉妹会社です。

【見学連絡先等】

秋田銘醸株式会社HP(http://www.ranman.co.jp/ranman/)

アクセス