非常に源泉の多い温泉地で、旅館やホテルはそれぞれ源泉を持っています。泉質も、塩化物泉・硫黄泉・硫酸塩泉などさまざまです。また、じ状珪石(じじょうけいせき)や川原の湯っこなど、温泉に関する見どころが多くあります。

【アクセス】

電車:JR横堀駅よりタクシー30分。/JR古川駅よりレンタカー100分。
車:湯沢横手道路雄勝こまちICより30分。/東北自動車道古川ICより90分。

【関連URL】

webの駅ゆざわ (http://www.yuzawamarugoto.com/menu_01/ogachi/ogachi.html)
湯沢市役所観光情報(http://www.city-yuzawa.jp/midokoro04/734.html

川原の湯っこ

秋の宮温泉郷の湯ノ岱地区では、役内川右岸側のいたる所に温泉が湧出し、各家庭にも温泉が引かれています。川原の湯っこは、湯ノ岱地区西側の役内川の川原にあり、川底を掘ると温泉が湧き出ます。スコップが常備されており、自分で湯船を作って足湯に浸かることができます。

【冬季】 個人での見学は難しいが、地域業者の野外プログラムなどで訪問可。

じ状珪石(じじょうけいせき)と荒湯

じ状珪石は、直径1.5~4mmの魚卵のような球状の石で、ハタハタの卵に似ていることから、秋田県の方言で「ぶりこ石」とも呼ばれています。微小な石英や岩石片を核として、高温の蒸気・温泉水から沈殿した珪酸分が固まったものです。世界でも極めて珍しく、確認されているのはドイツ、台湾とここ湯沢市の3箇所のみです。じ状珪石は、大正13年(1924)に国の天然記念物に指定されました。

【留意点】

道がわかりにくいためガイド利用推奨。車道より徒歩約20分。業者が作業をする可能性があるので、訪問時は要連絡。

【夏季】

アブに注意。

【冬季】

個人での見学は難しいが、地域業者の野外プログラムなどで訪問可。

湯の又大滝と湯の又沢散策路

湯の又大滝は断層の隆起によりできた、落差40mの滝です。この滝から高松岳登山道入口まで、約1.8kmの林道が続いており、森林浴が楽しめます。林道横の川底には虎毛山の火山活動でできた凝灰岩が露出しており、川の中の浅い部分では長靴を履いて歩くことができます。

【留意点】 場所がわかりにくいためガイド利用推奨。
【冬季】 個人での見学は難しいが、地域業者の野外プログラムなどで訪問可。

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