三途川周辺では、約700万~200万年前に大規模な火山噴火が2回起こり、東西約10km、南北約20kmに及ぶ巨大なカルデラとなり、湖ができました。その後の兜山、高松岳などの噴火により火山噴出物が広い範囲を覆い、湖が消えて現在の姿となりました。

高松(三途川・川原毛)[三途川の先には何が…]の ※ファイルの閲覧にはAdobe Reader(無償)が必要です。

川原毛地獄

川原毛地獄は、青森県の恐山、富山県の立山と並ぶ日本三大霊地の一つです。山全体が白い山肌と奇岩に覆われ、特異な自然景観となっています。これは、凝灰岩類からなる山が、温泉や噴気活動の影響で変質したためで、原岩の構造は分かりにくくなっています。

上の岱地熱発電所

地熱発電は、地下から高温高圧の蒸気を取り出し、それによってタービンを回転させて発電する仕組みになっています。高松岳の地下には高温岩体があり、地下水が熱せられ、地下の割れ目に高温の蒸気が貯留されています。上の岱地熱発電所ではそれを活用して平成6年から発電を行っており、クリーンな電気を県内に送電しています。

苔沼

苔沼は、木地山高原湖沼群の内の一つで、火山活動に伴う陥没や地すべりによって形成されたと考えられています。厚さ1~3mのミズゴケ泥炭に覆われており、全体が浮島状になっています。ここには多くのコケ類や、日本最少と言われるハッチョウトンボなどのイトトンボ類が生息しています。湖沼の移り変わりを考える上で、また高原湿地帯の生態系を知る上で学術的にも貴重で、昭和43年に秋田県指定天然記念物となっています。

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