小野小町は、平安時代前期の女流歌人で、世界三大美女の一人に挙げられます。その出生地は諸説ありますが、湯沢市小野という説が主流となっています。小野・横堀地区には、小町にまつわる言い伝えや寺院・史跡が多数存在しています。                                      

岩屋堂

岩屋堂は、小野小町が晩年、一人世を避け、92歳で亡くなるまで過ごしたと言われる祠です。この祠は2種類の岩盤で形成されており、天井部は安山岩を含む硬い火山噴出物層、壁や床部分は軟らかい凝灰岩からできています。これらは約800万~600万年前の火山活動で造られたもので、その後長い年月をかけて下部の軟らかい凝灰岩が削られ、洞窟になりました。

二つ森

昔、二つ森周辺は、役内川が岩山を洗い流し、数多くの小島が残ったため八十島と呼ばれていました。その後、小さな岩山は風化や埋没によって見えなくなりましたが、二つ森は今も残っており、大きい丘を男森、小さい丘を女森と呼んでいます。それぞれ深草少将と小町の墳墓と伝えられていますが、実際は、亀の甲のような表面をした柱状節理が見られる溶結凝灰岩の露頭です。

おしら様の枝垂桜

この枝垂桜は、赤塚白山神社の境内にあるため、白山信仰の愛称である「おしらさま」にちなみ、「おしら様の枝垂桜」と呼ばれています。樹高約10m、幹周り3.65m、枝張り東西・南北とも約19mに及び、樹齢200年以上と推定される大木で、平成19年に市の天然記念物に指定され、平成21年には秋田県景観百選にも選ばれました。

アクセス情報