秋田県ジオパーク研究助成事業の採択学術研究について

2015年07月06日

 秋田県ジオパーク連絡協議会(八峰白神ジオパーク/男鹿半島・大潟ジオパーク/ゆざわジオパーク/鳥海山・飛島構想地域)では、県内ジオパークでの地域基礎研究の底上げを目的に、研究助成事業を今年度より始めました。採択された学術研究を紹介します。

 

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【秋田県ジオパーク研究助成事業とは】

 

学術的な面から地域の価値を創出し、学術資料の蓄積と情報発信を図り、地域資源や地域の魅力の再発見に結びつけるため、学生・研究者・教員等に対し研究費用の助成を行います。                                                                                 

 

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1——————————————————————————————————————————-

 

<研究の名称>

 

秋田県男鹿半島におけるタフォニ、ナマポットホール地形の分布と分類及び風化プロセス、形成速度の解明

 

<氏名(所属)>

 

若狭幸(秋田大学国際資源学部)

 

<研究の目的・内容>

 

男鹿半島の岩石海岸を調査地域として、タフォニ、ナマ、ポットホールの分布と、その形成速度、風化プロセスを明らかにすることを目的とし、男鹿半島における穴地形マップを作成し、穴地形の形成速度、個々の風化プロセスを明らかにする。

 

2——————————————————————————————————————————-

 

<研究の名称>

 

秋田県にかほ市内の高速道路建設工事に伴い出土した埋もれ木の特性解析と保存手法についての研究調査

 

<氏名(所属)>

 

栗本康司(秋田県立大学木材高度加工研究所)

 

<研究の目的・内容>

 

日本海沿岸東北自動車道象潟インターチェンジの工事に伴い出土した埋もれ木について、樹種及び埋没年代の調査、科学組成や物理的特性の調査、保存手法の提案を行う。

 

3——————————————————————————————————————————-

 

<研究の名称>

 

菅江真澄の記録したあきたのジオパーク

 

<氏名(所属)>

 

永井登志樹

 

<研究の目的・内容>

 

ジオパークの視点を通して菅江真澄の記録を読み取り、現在との比較によって環境問題や地震などの自然災害の研究材料として有用であることを検証する。

 

4——————————————————————————————————————————-

 

<研究の名称>

 

男鹿半島・大潟ジオパークにおける地形ジオサイトの発掘―第四紀の気候変化・海面変化によって形成された地形に関する研究―

 

<氏名(所属)>

 

小岩直人(弘前大学教育学部)

 

<研究の目的・内容>

 

男鹿半島・大潟地域の地形の中で、第四紀に約10万年周期で繰り返されてきた地球規模の気候変化とそれに伴って生じた海面変動と強く関わってきた地形である天王砂丘に関する研究を行う。

 

5——————————————————————————————————————————-

 

<研究の名称>

 

自然資源から文化資源への意味転換過程についての文化人類学的研究:秋田県内ジオパークの比較研究

 

<氏名(所属)>

 

田所聖志(秋田大学国際資源学部)

 

<研究の目的・内容>

 

八峰白神ジオパークとゆざわジオパークを対象とし、在来の「自然資源」の実態、ジオパークの成立した歴史的経緯、ジオパーク運営に関わる人々の活動実態を調査する。

 

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※研究の目的、内容については研究助成金交付申請書からの抜粋です。

 

※本研究の成果概要は平成28年3月までに県ジオパーク連絡協議会へ示されます。